专利摘要:

公开号:WO1985004839A1
申请号:PCT/JP1985/000189
申请日:1985-04-12
公开日:1985-11-07
发明作者:Koji Hanada;Takeo Naruse
申请人:Pentel Kabushiki Kaisha;
IPC主号:B41C1-00
专利说明:
[0001] 明 田
[0002] 感熱孔版原紙の製版方法
[0003] 技 術 分 野
[0004] 本発明は、 一次元に配列した発熱素子を配列方向に対し て直角に移動させ.ながら発熟素子に電流をパルス変調して 印加する所謂サ一マルへッ ドを用いて感熟孔版原紙を穿孔 する感熟孔版原紙の製版方法に関するものである。
[0005] • 背 景 技 術
[0006] 従来、 感熟孔版原紙の製版方法としては、 カーボンなど の熱吸収性の良い着色剤で印刷或いは筆記された原稿上に 感熟孔版原紙を密着させ、 赤外線ランプやキセノンフラシ ュ管を用いて、 感熟孔版原紙を通して光を照射し、 原稿上 .の印字部に吸収された熱によって、 密着した感熱孔版原紙 のフィルムを溶融 ♦ 穿孔する方法があった。
[0007] —方、 近年、 感熱プリンターなどを使用した文書作成機 所謂ワードプロセッサーの発達は著しく、 プリンターの出 力として漢字, 図形などの複雜な処理が簡単にできるよう になった。
[0008] 然し乍ら、 上記方法で多数枚複写を行なう場合、 ワード プロセッサ一で原稿を作成-→製版機で感熱孔版原紙に製版 →印刷機で印刷というステップを経るため、 ワードプロセ ッサ一, 製版機, 印刷機の三種類が必要であった。 ' 本発明者は、 上記方法を簡素化し、 効率良くワードプロ セッサ一の原稿から多数枚複写ができる方法について種々 検討した結果、 ワードプロセッサ一として感熱プリンター を使用し、 原紙として感熟孔版原紙を使用すれば特別な製 版鏺がなくても感熟孔版原紙が製版できることを見い出し 本発明を完成したものである。
[0009] 発 明 の 開 示
[0010] 即ち、 本発明は、 熟可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体 を貼り合わせた感熟孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルム側に 一次元に配列した発熱素子を直接当て、 該発熟素子を配列 方向に対して直角に移動させながら発熱素子に電流をパル ス変調して印加し、 熱可塑性樹脂フィルム面に二次元のド ッ 卜マ 卜リ ックス状の穿孔像を形成せしめることを特徴と する感熟孔版原紙の製版方法を要旨とするものである。
[0011] 以下、 本発明を詳細に説明する。
[0012] - 本発明の穿孔原理は、 熟可塑性樹脂フィルムと多孔性支 持体を貼り合わせた感熱孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルム 側に発熟素子を直接当て、 発熱素子に電流をパ ス変調し て印加することにより発熟させ、 この発熱エネルギーによ り発熱素子と接触した'熟可塑性樹脂フィルムを溶融, 収縮 させ、 穿孔するものである。
[0013] この原理からすれば、 発熱エネルギーは、 大きければ大 きいほど穿孔され易いと考えられるが、 本発明者らが検討 したところ、 発熟エネルギーとフイルム厚とには微妙な関 係があることが判明した。
[0014] 即ち、 余分なエネルギーを発熱素子に印加した場台、 発 熟素子に蓄積した温度でドッ 卜列がつながってしまい、 印 刷時にインキ出の多い部分が生じ、 均一な印刷物が得られ ない傾向にある。
[0015] 又、 発熱エネルギー量が多ければ、 フィルム厚に関係な く穿孔されると考えられるが、 実際はフイルム厚が厚いほ ど穿孔部の樹脂溶融物が接触した発熱素子に押され、 穿孔 部周辺に乗り上げる所謂ダレ現象が著しく、 隣接する穿孔 部の穿孔性を阻害或いは穿孔部を埋めてしまうなどの問題 か'生じる。
[0016] このため、 上述した穿孔部のダレ現象が間題とならない フィルム厚を検討したところ、 3〃以下、 より好ましくは 2 ^以下であった。 この 3 ^以下のフィルムであれば発熱 量が多いほど穿孔され易くなるのは勿論である。
[0017] 更に、 連続穿孔部或いはドッ 卜径にバラツキのある穿孔 像にインキを通して印刷する場合、 インキ出が不均一に成 り、 印刷面に濃淡を生じたり或いは均一な乾燥性が得られ ない欠点か'ある。
[0018] そこで、 二次元ドッ 卜により製版する本発明においては ドッ 卜の配列とドッ 卜径が比較的均一になるため、 インキ 出の局所的な出過ぎが防止されている。 又、 熱ペンなどの 連続印加による発熱体を使用して穿孔した場合には、 印刷 時におけるインキ出の制御が困難であり、 インキ出が多過 ぎる傾向にある。
[0019] 熱可塑性樹脂フィルムは、 上述したフィルム厚のもので あればすべて使用可能であるが、 3 ^以下の熱可塑性樹脂 フィルムとしては、 現在のところポリエステル樹脂のみが 実用化されている。 然し乍ら、 今後のフィルム製造技術によってポリエステ ル樹脂以外の 3 ^以下の樹脂フィルムができれば、 他の樹 脂フィルムも使用できるものと考えられる。
[0020] 多孔性支持体としては、 こうぞ, みつまた, マニラ麻な どの天然鐡維、 レーヨン, ビニロン, ポリエステルなどの 化学鐡維を天然繊維と混合して製造される薄葉紙や、 更に はこれらの薄葉紙にビスコースなどの樹脂により耐水加工 したものが使用できる。
[0021] 熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体を貼り合わせる方 法は、 酢酸ビニル系, 塩化ビニル系, 合成ゴム系, 天然ゴ ム系, エステル系などの接着剤を熱可塑性樹脂フイルムあ るいは多孔性支持体に塗布することにより貼り合わせる方 法や、 特開眧 5 δ - 1 δ 8 δ 9 6 号のようにグラビア印刷法を利 用した貼り合わせ方法や、 更に特公昭 5 5 - 4 7 9 9 7号のよう に合成樹脂液を多孔性支持体に含浸させることにより貼り 合わせる方法がある。
[0022] このような貼り合わせ方法により得られた惑熟孔版原紙 のフィルム面側に、 製版時発熱素子とフイルム面との融着 を防止するために、 ステアリン酸, 才レイン酸などの脂肪 酸もしくはこれらの金属塩や、 シリコーン樹脂など各種公 知の剥離剤を塗布することもできる。
[0023] 本発明は、 感熱孔版原紙の熟可塑性樹脂フィルム側に発 熟素子を直接当て、 熱可塑性樹脂フィルム面に穿孔像を形 成したのち、 この感熱孔版原紙の支持体側からインキを供 給することになるため、 通常の感熟プリンターを使用した 場合、 印刷物は、 反転像 (所請、 裏文字) になってしまう そこで本発明においては、 感熱プリンタ一として、 反転 像の出力が可能なソフ 卜あるいはハードを内蔵したものを 使用するが、 本出願人が先に提案したサーマルプリンター が好ましく使用できる (実願昭 5 8 - 2 04468 号〉 。
[0024] 発明を実施するための最良の形態
[0025] 以下、 本発明を実施例, 比較例に基づき更に詳細に説明 する。
[0026] <熟¾塑性樹脂フィルム >
[0027] 熱可塑性樹脂フィルムとしては第 Ί 表に示す 7種類のポ リエステル'樹脂フィルムを使用した。 第 1 表
[0028] ぐ多孔性支持体と熱可塑性樹脂フィルムの貼合わせ方法 > 多孔性支持体として、 一般にステンシルマスター用とし て使われている秤量 10. 5 gノ の和紙 (メーカー : 日本紙 業 ¾式会社〉 を いた。 接着剤として市販の酢酸ビニル樹 脂系接着剤 (商品名 : 写真用セメダイン、 メーカー : セメ ダイン株式会社〉 を酢酸ェチルに稀釈し固型分 2 0 /0に調 整した。
[0029] 貼り合わせ法としては、 上記フィルム上に和紙を重ね、 接着剤を和紙側から、 ゴムロールで押圧塗布し、 室温放.置 し乾燥した。
[0030] <離型剤の塗布方法 >
[0031] 上記和紙とフィルムとの貼り合わせ体のフィルム面に-、 ステアリン酸とステアリン酸ソ一ダの Ί 対 Ί 混合物をエタ ノールに加熟溶解し固型分 5 %に調整した離型剤をゴム口 一ルで押圧塗布し感熟孔版原紙を得た。
[0032] ぐ製版方法 >
[0033] 文書作成機.(商品名 : レタコン、 メ.一力一 : ぺんてる株 式会社) の一 ソフ 卜を変更し、 感熟プリンターの出力を 反転した文字で製版した。
[0034] 製版時のサーマルへッ ド発熱量は、 上記文書作成機に備 わる印字濃度のレンジを変え、 一マルへッ ド発熱体の 1 ドッ 卜の面積, 通電時間, サーマルヘッ ドの発熱素子の抵 抗値及び印加電流の値から計算した。
[0035] ぐ印刷方法 >
[0036] 印刷機として、 謄写輪転機 (商品名 : デュプロメイ 卜 Μ - 760 、 メーカー : デュア口株式会社) を用い、 インキ として輪転謄写機用インキ (メーカー : 女神インキ工業株 式会社》 を用いた。 印刷方法は従来のボールペン原紙或い は謄写ファックス原紙と同様に、 感熱孔版原紙の和紙面を 謄写輪転機のインキドラムに接する様に巻き付けて印刷し 得られた印刷物を評価した。
[0037] フイルムとサーマルヘッ ドの発熱量を変え製版し、 印刷 した結果を第 2表に示す。 第 2 表
[0038] 耐刷性については、 何れも 3000枚印刷後も殆んど印刷物 に変化が無かった。
[0039] 以上のように本発明の製版方法は、 簡単.に製版され、 更 に印刷された印刷物も良好であり、 多数枚複写に適してい る。
权利要求:
Claims

求 の
熟可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体を貼り合わせた 感熟孔版原紙の熱可塑性樹脂フィルム側に一次元に配 列した発熱素子を直接当て、 該発熱素子を配列方向に 対して直角に移動させながら発熱素子に電流をパルス 変調して印加し、 熱可塑性樹脂フイルム面に二次元の ドッ 卜マ卜リ ックス状の穿孔像を形成せしめることを 特徴とする感熱孔版原紙の製版方法。
前記熱可塑性樹脂フイルムのフイルム厚が 3 ^以下で あることを特徴とする請求の範囲第 Ί 項記載の感熟孔 版原紙の製版方法。
前記熱可塑性樹脂フィル厶がポリエステル樹脂である ことを特徴とする請求の範囲第 Ί 項又は第 2項記載の 感熟孔版原紙の製版方法。
前記二次元のドッ 卜マ 卜リ ックス状の穿孔像が反転像 あることを特徴とする諮求の範囲第 Ί 項, 第 2項又は 第 3項記載の感熱孔版原紙の製版方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
JPS60222256A|1985-11-06|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1985-11-07| AK| Designated states|Designated state(s): US |
1985-11-07| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): DE FR GB |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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